望月千暁展

風の陰影

海の彼方から山の端の向こう側まで、一瞬で駆け巡る。

記憶は風のように、
素早く海面から、青々とした葉を揺らし、平野の上を通り過ぎて、
壁のような山の端をすり抜けて、景色の彼方へと去っていく。

一瞬を切り取り、あるいは繋げて、あるいは重ね合わせて、
風の記憶を手掛かりにして。

（絵画）

作家紹介

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●略歴
1989年新潟県出身
2013年多摩美術大学絵画科油画専攻卒業
多摩美術大学卒業制作優秀賞
2020年上越教育大学大学院教科・領域教育専攻芸術系教育実践コース（美術）修了

●グループ展
2011年「ランドスケープ展」（吉野純粋蜂蜜ギャラリー/東京）
2014年「青い木や枯れ木のある方へ」（町家交流館高田小町/新潟）
2015年「流れ星の構図」（フリュウ・ギャラリー/東京）
2019年「山ノ音、風ノ声」（フリュウ・ギャラリー/東京）
2019年「エックス展Ⅹー若きクリエイターたちの自由表現ー」（maison de たびのそら屋/新潟）
2021年「natural NATURE Ⅳ」（フリュウ・ギャラリー/東京）
2022年「エックス展vol.12」（長岡市美術センター/新潟）
2023年「The Garden展」（フリュウ・ギャラリー/東京）
2024年「flowering, blooming」（フリュウ・ギャラリー/東京）
2025年「隣り合わせの森」（フリュウ・ギャラリー/東京）

●個展
2016年「南から順に届く知らせ」（フリュウ・ギャラリー/東京)
2018年「木々や雲に隠されて」（フリュウ・ギャラリー/東京)
2021年「CoCoLo長岡店“蕎麦×アート”vol.69 望月千暁展」（長岡小嶋屋CoCoLo長岡店/新潟）
2024年「Art Space Bright Light 第45回展示　望月千暁作品展示」（笹川眼科/新潟）

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